心の開放と戻り
なんとか私の勤務するスーパーで、夜8時半頃、買い物することができた。
半歩前進である。
たまたま、私たちの職場チームが担当する売り場には、同僚の姿は見えなかった。夜の値引き作業は、おおかた終わっているようだ。
会わずに済んで内心はホッとしている。
商品棚から惣菜を2点買うことにした、焼き鳥と餃子どちらも半額表示のシールが貼ってある。
あとキャベツの千切りも一袋
カットスイカも半額になっていて、売残りが1パックだけあったので買うことにした。
レジで精算して買い物袋に商品を詰めて店を出た。我が家はこのスーパーからは近いのでとても便利である。
そのスーパーで仕事させてもらっているのだから、なんとも妙な感じがするが、ありがたい気持ちにもなった。
店長のアドバイスで、週1日、3時間の勤務をさせてもらっている。これは特例であって当たり前のことではないと思う。
リハビリ期間を経て、先々には元のシフト、勤務日数、勤務時間で仕事ができるようになること、これが目標で理想である。だが、なかなか心の病気は自分の思うようには、簡単に快方に向かうことにはならない。
職場はチームプレーで、メンバー同志の連携とコミュニケーションがあって成り立つもの。
私の心の病は、自分の体力、作業能力に自信がなくなり、出社拒否になるという、厄介なもの。
私の年齢69才も関係あるのだろうか。
1ヶ月の休職期間で、作業内容に対する手順や、認識、記憶などが不足してしまっているのでは?、と考え不安になる。
日記ノートに作業手順をおさらいして箇条書きにして、シュミレーションをしてみた。
しかし、それをやっても、どうしても、不安が付きまとう。
その事を考えると、また心の中に不安な気持ちが膨らんできてしまう。
今日は仕事の前日、心療内科の先生にその事を話して、相談に乗ってもらおうと思う。
何か、よい対処法が見つかるかも知れない。