ピアノとギターのオンラインコラボ
先日、自粛で暇な娘からテレビ電話が妻のスマホにかかってきました。
私と妻が「Tsunami」桑田佳祐の曲を合奏、ピアノは妻、私はエレキギターで動画収録を終えて、ラインで送信した後のことです。
実はなぜTsunamiを弾いたかというと孫がその曲をピアノで練習してると聞いたからです。
妻との合奏はなん十年ぶりだったことか。これも非常事態が招いた
奇跡だったのかと。妻とのピアノとギターのセッションはとても楽しかったのでした。
外はどしゃ降りの雨。外出はしたくありません。
私と妻のTsunami動画を見て、娘が、孫とのコラボをライン動画でできるね、と持ちかけてくれました。私はギター、孫はピアノ。妻は本来のKey=Dでは弾けないのでスマホを持つ担当で。
スマホの画像と音質での、ピアノとギターのコラボレーションは、メロディーは孫のピアノ、伴奏はエレキギター「テレキャス&フェンダーの10ワットアンプ」の私というオンラインセッションで始り、クオリティーは生音と比べて少し劣りますが、相手の楽器の音はしっかり聞き取ることが出来ました。
「Tsunami」のメロディーラインの少し短長っぽいBメロも、譜面通りに、
桑田佳祐特有のさびの、アドリブっぽい、こぶしのフレーズも譜面に書かれていて、
それを真剣に譜面を睨みながら、演奏に集中する、5歳の孫の姿には驚かされました。
離れて暮らす2つのファミリーが「Tsunami」という曲を演奏するという、ささやかなイベントで心のテンションが上がりました。
兄のピアノ演奏中、妹2歳の女の子が、時おり私に「おじいちゃん!」と、画面に映る、私の姿に、声を掛けてくれます。
自分も参加したいのでしょうか?
爺さんの私としては、嬉しいかぎりです。普段は妻に較べて、存在感が薄い私が、その存在を認められてます。
このオンラインセッションのイベントは、コロナウィルスによる心のストレスや不安、抑圧感から、少しの間でも忘れさせてくれたこと、
初めて気づかされた音楽の持つ力を感じました。
コロナ終息の時には、孫と私が顔を会わせて、隣り合ってピアノとギターでセッションできることを楽しみに、腕を磨いておきたいと思ってます。
今は、ギターは一休み、ピアノで左手伴奏をオリジナルの「Key=D」で何とか弾けるように、私も孫に負けないように
取り組んでます。
久々の投稿です。
ふれっとれすおやじ