駅ピアノ、ドキドキの真実、更新
幼い頃から、音楽だけに興味をもって生きてきたような、そんな人生。
少年時代、嫁に行った姉の家に、電車を乗り継いで出掛けていき、食事以外はオルガンにかじりついていた。
元々、兄が買った3000円のクラシックギターから始まった、音楽とのかかわり。10才でした。ほとんどベンチャーズでした。
そして、60代後半の現在、ずぶの素人の私が駅ピアノを人前で演奏したのでした。
2019年11月21日、木曜日、昼過ぎの12時52分、せっかくだからスマホに録音しました。なので演奏した日付と時間は明確です。
幸い昼時で、見物人は比較的少なくて、2番手で演奏に入りました。1番手はクラシック。
前に進み出て、震える指を恐る恐るピアノの鍵盤に置き、リラックスを呼び込むために、練習がてらスケール練習、
入りは「明日に架ける橋」エルビスVersionをワンフレーズ、
いよいよメインの「1969の片想い」稲垣潤一、なにせピアノはど素人なので本来KeyはA♭ですが、一番簡単なCのハ長調の半音階のないKeyで今回は演奏しました。
ワンフレーズ弾き終わり、我にもどって自分が駅ピアノで演奏している現実に、夢の中にいるような気持ちを感じてました。
サスティーンのペダルを押しっぱなしで弾きつづけます。
冷静さと興奮状態が入り交じった心もちでした。意外と冷静だったような。
途中のさびでFmにはA♭、B♭の黒鍵が使われて、つまづきながらも弾きつづけ、何とかラストのエンディングまでたどり着きました。
スケール~
明日に架ける橋、1969の片想い、しめて4分20秒でした。
演奏が終わり、心のなかには充実感が残りました。実は当日の朝、今日は駅ピアノやるぞ!と心に決め、その想いが、だんだん膨らんできたのでした。「1969の片想い」には30年来の思い入れのある曲だったので、
いつか、人前で演奏したかった。それが実現できたことの満足感は大きいものでした。
今では、その駅ピアノは撤去されて寂しいですが、音源が残っているので良かったと思ってます。
娘にも友人にも、音源を聞いてもらい、はてさて武勇伝となっているのかな?
人前で演奏することのドキドキ感は、貴重な経験でした、でもそれを乗り越えた、ピアノ演奏への憧れが勝りました。
金曜日夜、更新する、ふれっとれすおやじ
ギターはテレキャスに軍配?
リードギターの楽曲をモズライト、ストラトキャスターと持ち変えて、 MTR「多重録音機材」へのテイクを何度かやりましたが、今一つ何かが足りません。
やはり、演奏時の歌心、歌い上げに問題があるのです。
三度目の正直?いちばん弦が太い「010、1弦のEのセット」、演奏がしにくそうなグレコのテレキャスダーでリードギターのみの再録音をやってみるか?
リハーサルを1回、2回目本番で収録、気持ちよくまとまりました。
6弦のEは046と、ストラトキャスターのものより少し太いので強くピッキングしても音のビリつきはありません。
あと、ネックの形状がかまぼこ形で手にしっくり馴染むことも弾きやすさに繋がったのかもしれません。
ストラトキャスターは54年スタイルでVシェイプネックなので、微妙に握り具合が違うのです。
あと、演奏してて気がつきましたが、メロディーを歌い上げるには
ブィヴラートで弦に、サウンドの揺らぎと余韻を与える、
ピッキングに少し間を置くことも大事なことだと、感じました。
テレキャスの演奏では、それらが自然と出来るようになってました。
そもそも、弾き込が不充分なことが、原因だったのだと思いますが。
1発録りも、集中力が働いて良いこともありますが、楽曲の流れ、フレーズ作りの呼吸、間の取り方で雰囲気が全然違ってきます。
やはり、弾き込が足りませんね。
グレコのテレキャスは相当な年代物でペグもガタがあり、ピッアップのパワーも落ちていますが、弦は真新しい010セットを張っておいたので、期待以上のサウンドで答えてくれました。
楽器は見かけでは、分からないものです、秘められたパワーは、計り知れません。
雨の火曜日、10数年前に娘と行った「カラーボトル」のライブ音源CDを聞いて、時間の流れを感じてます。
ふれっとれすおやじ
ベンチャーズのクラシック
7~8年前にMTR「多重録音機材」に収録しておいたベンチャーズナンバーを5曲くらいミックスダウンしました。
いつかやっておきたいと、延ばし延ばしになっていたもので、やっとその気になりまとめました。
時々無性に懐かしくて、聞きたくなるベンチャーズサウンド、中学時代の想い出、またオヤジバンド時代の想い出とも重なります。
曲目は、「クルーエルシー」「ダイヤモンド.ヘッド」「アパッチ」「ドライヴィングギター」「10番街の殺人」、5曲ほどですが、
リードギター、リズムギター、ベースの順でMTRのハードディスクに録音しておいたものを、各楽器の音量バランスを調整してマスタートラックにステレオでミックスダウン「収録」
これをCDにアルバム形式でダビングし聞いて楽しみます。
世の中、コロナウィルスの問題でピリピリしてますが、懐かしのエレキサウンド、ベンチャーズナンバーに浸って、少しでも平常心を取り戻さないといけません。
1曲が2分半くらいなので、楽曲をまとめるのは、意外と短時間でできるのです。
雨で寒い日曜日、午後からミックスダウン作業に取り組んだ、ふれっとれすおやじ
ピアノでエレキギター旋律を弾こうとしたが
テンポ116は、ピアノ自己流の私としては無謀な挑戦でした。
最後には、やはりテンポをゆっくりにして旋律を踏みしめました。
フレーズのこぶしは、何とか流して弾けたような気がしますが、メロディーには、かなりの音程の飛びがあり、指の交叉もあり、演奏フォームは、なかなか斬新でした。
ギターでは容易くできることが、ピアノでは高難度の指使い、ギターの早弾きは鍵盤が重いせいで大変です。滑らして誤魔化しました。
和音は思ったより簡単に2本指で実現できました。
コロナウィルスの心配から少しは気分を変えてみたのですが、まだまだ続きそうです。
金曜夕方、仕事前のふれっとれすおやじ
エレキギターの枯れたサウンド
コロナウィルスの話題で、ニュースを見ても気持ちが暗くなり、鬱々としてきます。
不安な気持ちがつのる、そんな時音楽に打ち込むことも必要なこと。
アコースティックギターにはないサウンドをエレキギターで弾いてみるか?とインスピレーション、心のなかで閃いたのでした。
先日、12弦のアコースティックギターでスマホに録音したのですが、アドリブが上手くまとまらないのでした。
ストラトキャスターばかりにチャンスを与え、モズライト「ベンチャーズUSAブランド」で、指弾きでやってみようかと、心の叫びがどこかで聞こえてきたような。
人間パニックになると「今回はまさにコロナウィルスのパンデミック」、平常心を失いかけますが、
50年近く、私と伴に時間を共有した、モズライト、久しぶりに指弾きで抱き込んで弾きたくなりました。
ストラトキャスターと違って、ネックは薄く、ミドルスケール、「フレットの間隔が狭い」ネックはまた細すぎて弾きづらさもありますが、ブラッキーな私の相棒です、
何と?!弾きはじめてから、しばらくすると例の曲のアドリブが繋がるではありませんか!
指弾きで、脳細胞が、シナプスの連携がスムーズにつながって、アドリブと音程が、つかめるではありませんか!
心に光が射し込んだ!
その後、MTRをセットしてテンポ116、ドラムパターンはRock19をセレクトして、
2テイクで、楽曲の形になりました、多少のミスはあるものの、曲のグルーヴはなかなかでした。
モズライトはピックアップのパワーが大きい「バムバッキング」ので、サウンドが歪みやすくストラトキャスター「シングルコイル」のクリアなサウンドは出せませんが、枯れたブーストの効いたディストーションが特徴といえます。
Aメロディー2回繰り返し、Bメロディー、最後にハイポジションでの細かいピッキングでテンションあげて、エンディングはAメロディーに戻り、2分21秒で終了。
リズムギターはコードのカッティングで
ベースはフェンダージャズベースでフィンガーピッキングでウオーキングベースのオーソドックなサウンドにしました、ピックでも弾きましたが、なにか違う感じがしてフィンガーを選びました。
ミックスダウンして聞いてみました、リードギターのバランスを少し落とし気味にしましたが、全体のバランスとしては、まあまあ聞きやすいバランスでした。
歪んだサウンドが痺れます。
コロナに怯えながらの毎日ですが、音楽が少しでも救いになること、ありがたいとおもってます。
水曜日、夜のふれっとれすおやじ
金曜に少し更新しました。
アコースティックギターのサウンド
ギター本体は細ネックのノーマルなアコースティックギター「フォークギターのスタイル」
ボディの厚みとボリュームはストラトキャスターとは、別物です。
空洞ボディですから。
弦はマーチンのニューゲージ、1弦Eは012「0.3㍉」,6弦Eは054「1.37㍉」とストラト009に較べてかなり太めのヘビーゲージです。
新しい弦の響きはきらびやかで、透明感があり美しいです。
12フレットのオクターブチューニングもかなりの精度で合っていて、それも1弦から6弦まで合ってます。
ギターのネックサイズ「スケール」とヘビー弦のバランスがとれていて、ハイポジションでも音程が狂いません。
演奏中は気持ちがよくて、すがすがしい気分に浸ってます。
が、しかし、何せ弦の張りが強いので、指先が痛くなるので、長時間演奏は難しい。
一時期、チューニングを2音分、1弦のEをDに下げて使用してました、2~6弦も同様に。ですが、
やはりノーマルなチューニングの方が
演奏時の弦の響きは、断然素晴らしいです。
演奏のしやすさは、犠牲になりますが、本来の弦の響きと完璧なチューニングが優先してます。
ハードピックで弾くと丁度よいのです。テレビ見ながら、NHK朝ドラテーマ「若い広場」桑田佳祐、「優しいあのこ」スピッツなんかをコピーして弾いたり、すると気持ちがなごみます。
これでしばらくの間は楽しめそうです。
水曜日、夕方のフレットレスオヤジでした。
ピアノロックをMTRギターとベースで
ピアノからギターに、心はロック誘惑にとりつかれてしまい、
ギターはストラトキャスターVネック、ベースは自作のフレットレスのジャズベースで、MTR「多重録音器材」へ一発録音で収録しました。
収録ルームは寒いので、なかなか気持ちと足が向かなかったのですが、月曜日の今日は17℃と暖かく、やっと収録する気持ちになりました。
ストラトのチューニングはほどほどに合わせて、いざ収録ルームへ
MTRの電源を入れ、ドラムパートテンポを116に設定
パターンはオーソドックスなロックのスタイル
リードギターのエフェクトは少し歪ましたディストーションサウンド
Keyはハ長調C、ピアノと同じKeyにして、
実は昨日軽くリハーサルをしておきました。
フレーズ作りは、あのベンチャーズのノーキー.エドワーズに倣って、
ワンコーラス目は、音程を高めのサウンドで
ツーコーラス目は低い音程のサウンドで
サビのブレーク気味のフレーズは高めの音程で、リバーブ効かしたサウンドで歯切れよく響かせました。
そしてもとのフレーズに戻り、低めの音程でワンコーラス、
サビをもう一回演奏して、2分24秒で終了。
次にリズムギター「コードをカッティングで演奏」の収録
エフェクトは使用しないで、ピックアップをリアのみとして、ハイポジションのコードで歯切れ良く演奏。
リードギターがサビの入り口で4拍分遅れてしまったので、ミスのままリズムギターもそれに合わせて演奏。この辺はかなり適当です。
さあ次はベースの録音です、フレットレスでサウンドがナチュラルというかアコースティックでソフトなサウンドです。
ピックでしっかりロックのパターンをフレージング。
録音データを先頭に戻して、聞いてみる。
ピアノの演奏とはまた違う、乗りが感じられます、ドラム、リードギター、リズムギター、ベース
と4つのパートが絡み合うと、
ピアノだけの演奏にはない、グルーヴが生まれます。
ミックスダウンしてCDにコピーして、ウォークマンで聞いてみると、自己満足の世界が広がります。
月曜日夕刻のフレットレスオヤジでした。