ギターはテレキャスに軍配?
リードギターの楽曲をモズライト、ストラトキャスターと持ち変えて、 MTR「多重録音機材」へのテイクを何度かやりましたが、今一つ何かが足りません。
やはり、演奏時の歌心、歌い上げに問題があるのです。
三度目の正直?いちばん弦が太い「010、1弦のEのセット」、演奏がしにくそうなグレコのテレキャスダーでリードギターのみの再録音をやってみるか?
リハーサルを1回、2回目本番で収録、気持ちよくまとまりました。
6弦のEは046と、ストラトキャスターのものより少し太いので強くピッキングしても音のビリつきはありません。
あと、ネックの形状がかまぼこ形で手にしっくり馴染むことも弾きやすさに繋がったのかもしれません。
ストラトキャスターは54年スタイルでVシェイプネックなので、微妙に握り具合が違うのです。
あと、演奏してて気がつきましたが、メロディーを歌い上げるには
ブィヴラートで弦に、サウンドの揺らぎと余韻を与える、
ピッキングに少し間を置くことも大事なことだと、感じました。
テレキャスの演奏では、それらが自然と出来るようになってました。
そもそも、弾き込が不充分なことが、原因だったのだと思いますが。
1発録りも、集中力が働いて良いこともありますが、楽曲の流れ、フレーズ作りの呼吸、間の取り方で雰囲気が全然違ってきます。
やはり、弾き込が足りませんね。
グレコのテレキャスは相当な年代物でペグもガタがあり、ピッアップのパワーも落ちていますが、弦は真新しい010セットを張っておいたので、期待以上のサウンドで答えてくれました。
楽器は見かけでは、分からないものです、秘められたパワーは、計り知れません。
雨の火曜日、10数年前に娘と行った「カラーボトル」のライブ音源CDを聞いて、時間の流れを感じてます。
ふれっとれすおやじ