サポートメンバーのベーシスト5
DVDがもどってきたので、ひと通り通しで見てみました。
ライブは1部は午前11時から
2部は午後3時から
1部はベースがサウンド的に前面に出過ぎ!てバンドのサウンドとしては、少し聞きにくい。
2部はドラムのサウンドバランスを上げて前面に出す、ベースをかなり下げるという設定に変更された。
2部の方が聞きやすく感じた。
やはり、ドラムを中心にバンドの演奏が成り立つというのが、自然で理にかなっていると感じた。
まさに1965年のベンチャーズライブと同じ、サウンドバランスになりました。流石に、このバンドはレベルが高い!
ここでリードギターがサイドギターのSさんに交代。
6曲目のナンバーはママス&パパスのヒット曲「夢のカリフォルニア」
Sさんは体が大柄、がっちりタイプなのでエレキギターが小さく見える。
イントロはギターソロで入り、皆で呼吸を合わせメロディーに入っていく。
ギターの音は枯れたサウンドにセッティングされている。
なかなか、ベンチャーズのアレンジもドラマチックで、いいものだなあ!と感じる楽曲の流れ、メリハリもあり。
ドラムとベースのコンビネーションも良し、キーボードの絡みもなかなかである。
透き通るようなオルガンのサウンド
フットペダルでボリュームをコントロールしている。
ラストの盛り上がりまできて、エンディング。
7曲目は「ラ・バンバ」
出だしがベースからなので、ドラムがスティック同士を叩いて合図するところで、
合図が1,2,3のところ1,2,3 ,4とやってしまったので、ベースが出だしに入れない。
私がドラムに指示を出し曲がスタートした。リードギターのサウンドもよし、ベースのシンプルなピッキングフレーズもノリノリで気分が高揚していた。
コードはC→F→G→F の繰り返し、転調して
A→D→E→D の繰り返し , 元に戻してC→F→G→Fの繰り返しでエンディング!
観客、サポートメンバーからも手拍子が
出て、それが自然にマッチするくらいにノリノリテンポの曲であった。
しかしエンディングが出来ずにオロオロしてしまい、ベースのゴリゴリで無理やり終わらせた。
それでも拍手がもらえた。ベースは弦を抑えっぱなしで、スライドする奏法なので、左手の手首がしびれてしまい、大変だった。
次はメンバー紹介。
リードギターのNさん52歳
キーボードのKさん、女性なのでマナーとして?にした。
リズムギターのSさん45歳
応援リードギターのMさん46歳
応援ベースギターのW(私)49歳
リーダーでドラムのYさん、51歳
総勢6名
平均年齢は48歳と公表した。
8曲目は「イエロージャケット」点数は55点、ドラムのリズムにパンチが足りない。
ベースの音が重みが足りず、軽くて良くない。ピッキングが弱いからだ。サウンド的に締りなし、もっとタイトなサウンド、捻りの効いたピッキングが必要、
リードギターには、問題なし、無難にこなしていた。
9曲目は「ドライヴィングギター」60点
MCが入り、「バンドライブの一夜漬けは、難しい」と切実なコメントを話した。ということは、出来が悪いということ。
「ベンチャーズはメロディーはシンプルだが、演奏は難しい!」と、これも真実のことであり、でも、バンド活動が楽しいから続けている。
脱退した私は羨ましいかぎりである。
そこで、中年の女性から「キャラバン
」のリクエストがきた。これは10曲目。
昨日必死にバンドで練習した曲で、いよいよ来たか!という気持であった。
曲の感じはアップテンポのジャズっぽいものである。スイングするリズムだ。
ドラムの技量が問われる、難度の高い楽曲。曲の途中にドラムソロがはいる。
一応採点は70点、リードギターは52歳のNさん、キーボードのKさんもコードワークで、メロディに絡んでくる。
サビのところは、疾走感があり、ベースを弾いていても気分が高揚してくる素晴らしい曲でした。
ドラムのYさんも持てるもの全てを出して、満足したようだ。
また、中年の女性から再度「朝日のあたる家」リクエストあり、
ベンチャーズのオリジナルを聞いても感じるが、
この曲のキーボードのサウンドはかなりいい。ハーモニー&コードの響き、またうねりのサウンドが出せる。
ロックだけでなくブルース、ソウルの雰囲気も感じる曲である。
キーボードが「朝日のあたる家」の途中、ソロをとる場面では、フレーズの貯め、抑え、メリハリもしっかり付けている。
シンコペーションが貯めのフレーズで生きており、キーボードの指さばきもなかなかのものである。
1部もあと、残り3曲となってきた。
今回はここで、おわります。
あとは、「パイプライン」
「ウオークドントラン64」
「10番街の殺人」の解説は次回です。
私はこれから、寝ます。
11番目の「朝日のあたる家」では盛り上がりフレーズが過ぎ、循環コードAm,C ,D,F,Am,E7,Am,E7のエンディングまで到達し曲のラスト!