ギターと俺

ベンチャーズとジェフベックが大好きです。

駅ピアノ、ドキドキの真実、更新

f:id:takeru1226:20200311114252j:plain
幼い頃から、音楽だけに興味をもって生きてきたような、そんな人生。

少年時代、嫁に行った姉の家に、電車を乗り継いで出掛けていき、食事以外はオルガンにかじりついていた。

ギターの音楽理論で、鍵盤楽器に取り組んだのでした。

元々、兄が買った3000円のクラシックギターから始まった、音楽とのかかわり。10才でした。ほとんどベンチャーズでした。

そして、60代後半の現在、ずぶの素人の私が駅ピアノを人前で演奏したのでした。

2019年11月21日、木曜日、昼過ぎの12時52分、せっかくだからスマホに録音しました。なので演奏した日付と時間は明確です。

幸い昼時で、見物人は比較的少なくて、2番手で演奏に入りました。1番手はクラシック。

前に進み出て、震える指を恐る恐るピアノの鍵盤に置き、リラックスを呼び込むために、練習がてらスケール練習、

入りは「明日に架ける橋」エルビスVersionをワンフレーズ、

いよいよメインの「1969の片想い」稲垣潤一、なにせピアノはど素人なので本来KeyはA♭ですが、一番簡単なCのハ長調の半音階のないKeyで今回は演奏しました。

ワンフレーズ弾き終わり、我にもどって自分が駅ピアノで演奏している現実に、夢の中にいるような気持ちを感じてました。

サスティーンのペダルを押しっぱなしで弾きつづけます。

冷静さと興奮状態が入り交じった心もちでした。意外と冷静だったような。

途中のさびでFmにはA♭、B♭の黒鍵が使われて、つまづきながらも弾きつづけ、何とかラストのエンディングまでたどり着きました。

スケール~
明日に架ける橋、1969の片想い、しめて4分20秒でした。

演奏が終わり、心のなかには充実感が残りました。実は当日の朝、今日は駅ピアノやるぞ!と心に決め、その想いが、だんだん膨らんできたのでした。「1969の片想い」には30年来の思い入れのある曲だったので、

いつか、人前で演奏したかった。それが実現できたことの満足感は大きいものでした。

今では、その駅ピアノは撤去されて寂しいですが、音源が残っているので良かったと思ってます。

娘にも友人にも、音源を聞いてもらい、はてさて武勇伝となっているのかな?

人前で演奏することのドキドキ感は、貴重な経験でした、でもそれを乗り越えた、ピアノ演奏への憧れが勝りました。

金曜日夜、更新する、ふれっとれすおやじ