土曜の朝から「朝ドラ、わろてんか」「傑作不倫ソング」とはNHK-FMうけます。
いつものようにピーター.バラカンさんがMCの朝7時20分の番組。
オープニングのオーティス.レディング大ヒット曲「ドッグ.オブ.ザ.ベイ」、懐かしいです。
17センチアナログレコード、多分ドーナツ盤?これは中心の穴が大きいやつを指すのですが、穴が小さいのもあります。
プレーヤーのターンテーブルに乗せ、45回転にセットしてピッアップを摘まんでレコードに針を落としたものです。
音が出るまで手数がかかりますが、35~40年前には普通の儀式でした。
オーティス.レディングは26才で航空機事故で亡くなってしまいましたが.「ドッグ.オブ.ザ.ベイ」という名曲を残してくれました。
出だしは港湾ドックの汽笛の音から入り、突然ノリノリのリズムからヴォーカルが始まる。
本当に転がるようにメロディーがはじまります。立ち上がりからグルーヴ感がしっかりありました。
ハスキーなボイスが魅力的で、なかなかいかしてました。
サビは畳み掛けるような迫力でヴォーカルはシャウトしギターの音もキンキラに素朴に絡んできます。ブラスセクションも加わります。
ベースはどう聞いてもacousticのウッドベースの音、渋いです。
曲のラストは口笛でメロディーを吹いてフェイドアウト。
実に渋くて格好いいです。オーティス.レディングはこの曲を書くにあたり、ビートルズの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」のアルバムに触発されて作ったということです。
私としては、実に興味深い事です。
次はジャコ.パストリアス、とうとう出ました。私が神と崇めるジャコの曲がラジオから流れるとは、感動です。アルバム肖像から2曲目の「カムオン.カムオン.オーバー」
、ヴォーカルの楽曲で黒人特有の声と歌い方。
ホーンセクションの突き刺さるようなフレーズがイントロのサウンドで驚かされジャコのベースは冴えまくるのです。
うねりと小刻みなフィンガーピッキングのフレーズが印象的です。
ベースがドライブしまくりです。さすがはジャコ.パストリアスです!
さてピーター.バラカンさんのリクエスト集計による進行ですが最後はピーターバラカンさんが取り上げる曲を決定するのですが、これがまた泥臭い曲をラジオに流してくれるので、私としては非常に楽しみでくつろいで聞くことができるのです。
さて冒頭のblogのタイトル「傑作不倫ソング」という造語を軽いのりで使い回すバラカンさんの人柄に思わずクスクスと笑いました。
テレビドラマでも不倫をテーマにしたものが視聴率をとったりするのですから、やはりブルースやロックの世界でも不倫というテーマは普遍的な人間としての業、永遠の命題なのかもしれませんね。
我が身に降りかかったとしたら、笑い事ではすまされませんが。
週末土曜日朝のフレットレスのオヤジでした。
22日、月曜日の雪の予報は心配です。
NHKの朝ドラ、「わろてんか」の週末の展開、いよいよ「おとき」と「ふうた」が夫婦になるのは、ハッピーなまとめで良かった。落語がラジオから放送されて風朝亭がハッピーになるのも。