「クリムゾン.キングの宮殿」続編5_3
通勤電車の行き帰りでかなり読み込んで255ページくらいまで進みました。前回投稿してから5日経ちます。
バンドは分裂、再生を繰り返しながらも頂上まで登りつめるが。
ライブでのインプロビゼイション「即興演奏」ではメンバー同士が火花を散らしより音楽的に高度な領域に到達していく。
ヨーロッパ公演、アメリカ公演も成功し、アルバム制作も順調に進む。
しかしロバート.フリップ「ギターでバンドリーダー」の心は神話学にかたむいていく。
音楽家が宗教の学門、神話学?と不思議な気がしますが、フリップの気持ちがそれを望んでいたのです。心が求めるままにそれに従った。
キング.クリムゾンとしてのバンド活動は頂点に達し評価も受けたのにもったいない気もしますが、こればかりは仕方がありません。
バンドメンバーとの蜜な話合いもなしに、
結局、バンドは解散してしまうのです。
後にフリップはそれを後悔している。
解放され身軽になったフリップは神話学に取り組む一方で「エマーソンレイク&パーマ」のライブを見たり、ステージで演奏する立場から鑑賞する側に変わっていく。
またフリーになったフリップはダリル.ホールのプロデュース、ギターでも参加するが発売までの完成度には到達しない。
ダリル.ホールのヴォーカルとフリップのギターワークの相性が悪かったとして、レコード会社からは発売には許可が出なかった。
ダリル.ホールのアーチストのイメージにはマイナスとなるとの判断であった。
果たしてこの先はどうなるのか?気になります。
フレットレスオヤジでした。
追伸、読んでる途中で感じたこと、「キング.クリムゾン」の作り出す音楽はジャンルとしては、ジャズとされてますが、見方によってはジャズとロックの融合ともいえるのではないでしょうか。
本のなかに登場するアーチストは、ジミ.ヘンドリクス、ハービー.ハンコック、フィル.コリンズ、イエス、マハビシュヌ.オーケストラ.,
マイルス.デイビス、トニー.ウィリアムス「ジャズドラマーです」、ピンク・フロイド、プロコル.ハルム「青い影」が大ヒットしました。バッハのG線上のアリアをロックにアレンジした名曲です。