図書館で音楽もの本5冊「ロング&ワインディングロード」など。
写真の5冊、音楽ネタの本を借りました。真ん中3冊はビートルズの本ではありません。曲名が本のタイトルというだけです。
「東京バンドワゴン」のシリーズ繋がりで、「オブ.ラ.ディ.オブ.ラダ」、「ヒア .カム.ザ.サン」、そして「ザ・ロング&ワインディング.ロード」3冊と
イーグルスのギタリスト「ドン .フェルダー自伝」、そしてメインは「クリムゾン.キングの宮殿」の2冊、しめて計5冊重かったです。
図書館で「ザ・ロング&ワインディング.ロード」の頭20ページを読み主人公の幽霊お婆ちゃんが、
息子の我南人「がなと」ロック好きなバンドマンのギタリストや孫の研人「けんと」高校生のバンドマンでギタリストのあれやこれやを、幽霊の立場で観察し語っていくハートウォーミングなストーリー。
途中は飛ばしてラストの孫の研人のバンドと息子の我南人がテレビで共演するクライマックスまでいきなり拾い読み。
それでも、心にジーンと響くものがありました。
ポイント拾い読みは滅多にしませんが、今回のメインは「クリムゾンキングの宮殿」なので時間制限があります。仕方ないのです。
こちらは「キング.クリムゾン」の成り立ちをメンバーのインタビュー記事で編集されたもの。
こちらは92ページまで、暖房した部屋の中でじっくり読み、
果たして「キング.クリムゾン」とはどんな音楽をやるバンドなのかYoutubeで検索し、まずは「象の歌」という曲からはいり、あとジャパンライブと続けました。
その個性的なサウンドに圧倒されました。
単純にロックとは呼べないバンド、技術的な高さ、楽曲の構成と強烈なバンドのサウンドに目と耳が釘付けになった。
まずギターはオールドのストラトでエフェクターを激しく掛けまくり。
ライブの曲中でシンセサイザー音色に加工される、透明感がある綺麗なそのサウンド。
日本のギタリスト「高中正義」が作りそうな宇宙的なサウンド。
もう1人ギタリストがいて、こちらはノーマルなサウンドで地味にジャズっぽいフレーズやロックの香り。
ベースがまた私が今まで見たこともない楽器、ネックの太さがギターの2倍、10弦くらいあるのか、
太い弦が真ん中にあるようだ。映像からは判断ができないものでした。
しかし、ベースパートはしっかり確立されている。
演奏のパッセージは複雑で速い指使い。弦は指で弾き、かなりヘッド寄り、フィンガーポードの上で左手の近くで弾いている。
ドラムはノーマルなスタイル。
パーカッションだけの時もある。
さて、ボーカルはリードギターが担当しこれまた、前衛的な歌いかたで正にミステリアス。
日本公演のライブ映像はなかなか盛り上がってこんな個性的なバンドにファンが喝采を送ってました。
もう一冊のイーグルス「ドン.フェルダー自伝」は前書きのみ読んで、あの伝説の2枚組ライブの裏話やエピソードが楽しみです。
日曜深夜のフレットレスオヤジでした。
追記、「キングクリムゾン」のバンド成り立ちの過程で、デビューまもないジミヘンドリクスも顔をだしたり、シャドウズのメンバーが顔を出したり、1960年代のイギリスのロックやポップスの成り立ちが新鮮な気持ちで感じとることができます。
ANKERで「Weather Report」のアルバム聞いてました。特に「ブラック.マーケット」におけるジャコ.パストリアスのベースがリアルに生々しく響き、感動しました。
こんなにコンパクトなのにオーディオツールとしては素晴らしい!
じつは、こんな物が欲しかったのです。