ギターと俺

ベンチャーズとジェフベックが大好きです。

「キングクリムゾンのアルバムRED」を聞いて 。

CDを入手し、3~4回、車中で2回、ヘッドホンで2回🎧じっくり聞きました。

と言っても、ケーブルテレビの日本映画専門チャンネルで「時を駆ける少女」、次は「ルパン三世」を見ながらですが。
時を~は、原田知世ルパン三世小栗旬が主演でした。(綾野剛は侍役、黒木メイサも。)
原田知世小栗旬二人とも若くてピンピカでした。

「時を駆ける少女」を見ながらブログレ最先端のキングクリムゾンのアルバム「RED」を聞いていると映像と妙にシンクロして、まるで映画のバックに流れる効果音楽として作られているような錯覚さえ覚えました。

アルバムには5曲が収録されていて
1 レッド
2 墜落天使
3 再び赤い悪夢
4 神の導き
5 スターレス

5曲とは少ないです。1曲が長いせいかと思います。

精神に突き刺さるようなオープニングのレッドはインストの楽曲でこのアルバムがただならぬ内容ではないことを暗示してるようで凄まじい迫力でした。

2曲目の「墜落天使」はジョン.ウェットンの伸びやかなヴォーカルがもの寂しい雰囲気で歌い上げる。

3曲目は前衛的、4曲目は神に導かれた楽曲のように荘厳かつ、前衛的かつヘビメタっぽく激しいサウンドの応酬。

ラスト「スターレス」はキングクリムゾンの第二期の終焉を感じさせる寂寥感たっぷりな楽曲でなんと演奏時間は12分を越えます。

ロバート.フリップのグループ解散宣言はこのアルバム発売の前日だったと書いてありました。1974年の事です。

プログレッシブ.ロック入門の本も読みながらのCD試聴でしたが、なんと俳優の高島政宏もキングクリムゾンのコピーバンドやっていてベースコピーなどやっていたと本人の発言が対談形式で記載されてました。

聞くこと自体に、こんなにエネルギーが必要な音楽に、はまる人もいるのですね。私は少し嬉しくなりました。

現在、私はプログレッシブロックを勉強してる段階ですが、なかなか手強い相手であります。ポップスに較べるとですが。

時間を置いてまたこの名盤を聞いてみます。

フレットレスオヤジでした。

「スティーリー.ダン」アルバムAja(エイジャ)を聞いて。

久しぶりにスティーリー.ダン聞きました。
アナログレコードの時代、35年ほど前に夢中になって聞いたものでした。
ドナルド.フェイゲン(ボーカル&ピアノそしてソングライト)とウォルター.ベッカー[2017年に亡くなった](ギター&ベース)との二人の音楽プロジェクトを「スティーリー.ダン」と呼びます。

その他のパートはすべてスタジオミュージシャンで、彼らとのセッションで構成された、当時としては珍しいレコード制作のスタイルでした。

このアルバムはスティーリー.ダンの持つ音楽の様々なスタイルを聞くことが出来ます。

私の受けた印象はラテンのリズムが強調されていたような、何かそんな臭いを音楽から感じたことです。

コーラスの味付け、ハーモニーの響きがスティーリー.ダンの特徴かもしれません。

1度聞くとそのハーモニーの響きは忘れることは出来ません。それほど個性的なのです。

オーディオにこだわっていた私は、スピーカーボックスの下にコンクリートブロック置いてより良いサウンドを追及してました。レコードプレーヤーではレコード針のカートリッジにこだわったり。
お金も無い独り暮らしなのにです!

この頃は千葉県の2DKのアパートにいました。冬が超寒かった記憶があります。

Ajaのアルバムの話てすが、ドラムのスティーブ.ガッド,ベースのチャック.レイニー,他にもドラム、ベースのプレイヤーは何人か参加してます。

ギターがラリー・カールトン&リー.リトナー&ウォルター.ベッカー、テナーサックスも名前は忘れましたが凄腕のプレーヤーでした。

さらにホーンセクションもアレンジに加わるのです。

オープニングのブラック.カウでは女性のコーラスも参加していたような?どの曲だかは後ほど確認します。

そうそうたるスタジオ.ミュージシャンによる楽曲は完璧で素晴らしく響き渡るのです!

とりあえず、入りの4曲から
ブラック.カウ、Aja, ディーコン.ブルース , ペグ を聞いてみて感じたことは、ボーカルのドナルド、.フェイゲン個性的な何とも言えない空気感、ドラムとベースのコンビネーション、抜群のホーンアレンジ、リードギターのアドリブの的確さ!特にペグにて!

このギターアドリブをセレクトするにあたり、DVDのアルバムメイキング映像で、ミキシング作業時24チャンネルのコンソールを前にして思案している二人の男。

あれも没、これも没、そしてとうとう理想的なギターアドリブを掴みとった。

何人のギタープレイヤーに演奏させたことなんだろう、二人の男の求める音楽的なレべルはあくまで、納得できるまでの果てしないこだわりの精神で結ばれていた。

私はペグという楽曲に特別なものを感じます。

ロック、ジャズ、フュージョン、クラシック、ラテン、シャンソン、ポップスの要素が混ざり会った音楽空間が、独自の世界が展開されていく!

新年早々に音楽で気分が高揚してます。
フレットレスオヤジでした。

孫二人との顔合わせとビートルズ!

年末、孫の家族とお婿さんのお母さんがインフルエンザでお父さんを除いて、ほぼ全員が寝込んでしまいました。

久しぶりに元気な孫二人に会えるのを楽しみに、車で娘の家に向かいました。

道中、ビートルズの「Sgt. Pepper 's Lonely Hearts Club Band. 」を聞きながらの1時間のドライブ。

このアルバムはアナログ時代にあってサンプリングのきっかけを作った影響力の大きさは計り知れないものがあります。

ジョンとポールの持ち味、キャラクター、声質の違いが鮮明に感じられます。

リンゴのソフトな歌声はスポンジのように心を和ませてくれます。

ジョージはインド音楽に心酔しシタールの音色を聞かせてくれます。

さて、明日の「成人の日」は午後からしっかり雨が降る予定なので、今日は貴重な休日。

久しぶりに会った3歳半の孫の男の子は「明けましておめでとうございます。」の挨拶がしっかり出来て偉いお兄ちゃんになったものだと感心しました。

散歩ではほとんど走り通しで無尽蔵のスタミナに驚かされました、まさに野生児です。

下の5ヶ月の孫の女の子はしっかり体重が増えて抱っこが長時間はキツイくらいに成長してました。

回りをよく観察しているのが分り、恐らく脳はフル回転しているのでしょう。

まだお座りも寝返りも出来ませんが、つかまり立ちが出来るのです。10秒くらいは。

以前は私が抱っこすると泣いてばかりいたのが、なんと終始泣かれることなく時間は過ぎて行き嬉しい限りでした。

ちなみにこの5ヶ月の孫は父親に抱っこされると泣くのだそうで、爺さんの私としては嬉しい限りです。

66才になった私は少し優越感に浸ることができました。

この子は歌が大好きです、何かを歌ってあげるとニコニコして笑顔をかえしてくれます。

音楽好きな私、妻、娘の血筋だと内心とても嬉しくなるのでした。

彼女の体重は6.8キロですが抱っこし続けることは、かなりの重労働。

しかし5ヶ月の彼女はおとなしく抱かれていたそうで、腕力と内心の辛さとの葛藤は続くのでした。

あと10年後、この子がどんな娘に成長しているのかが楽しみでなりません。

私は76才になってます。想像ができませんが。

年明け、孫にでれでれの、フレットレスオヤジでした。

小田和正の偉大さ

1月5日夜のNHK FMに小田和正出演の音楽番組を偶然聞くことになった。

「YES, NO」.,ライブバージョン
ラブストーリーは突然に
「さよなら」

70才を過ぎて尚、素晴らしい歌声と若々しい感性を持ち続ける稀有なアーチスト、小田和正

ゴッホに感動し、日本のニューミュージックを引っ張ってきた小田和正の楽曲と歌唱力に感動し、冬の夜が少しは暖まりました。

フレットレスオヤジでした。

「ゴッホと浮世絵展」を見に上野へ

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画像4点は東京都美術館のパンフレットより。

2018年、明けましておめでとうございます。

正月休みの三が日ラスト、東京都美術館ゴッホの絵を見にいってきました。

すごい混みようで、疲れましたが30年ぶりのゴッホの絵との対面、そして浮世絵に魅了されたゴッホの人生を感じることができました。

さすがに世界に類を見ないゴッホの絵は、色使い、絵の具の厚み、筆づかい、構図、細部の描写など絵のあらゆる部分で感動させられました。

凄かった!

日本への憧れが強く浮世絵に魅了されたゴッホは浮世絵絵画の人物や静物の輪郭に縁取りをしっかり描く手法を参考にしていたことが
わかります。

37才の生涯で沢山の作品、習作を残しました。

美術館の凄い混みようと熱気でスタミナが切れてしまいましたが、ゴッホの絵を見ることができたのは正月の素晴らしいイベントでした。

フレットレスオヤジでした。

(クリムゾンキングの宮殿)続編6-4

355ページまで!読み終わり
完読しました。日曜日の図書館でラストを迎えました。

内容がドキュメンタリーなのでワクワク、ドキドキさせられた一冊でした。

イギリスとアメリカのトップミュージシャン、スタジオミュージシャンの名前が沢山出てきて、彼らの横の繋りが感じられ、お互いに影響しあっている様子がよく解りました。

ドラムのスティーブ.ガッドまで登場するのですから。

さて、やはり、脱退と、解散を繰り返しながらも40年という長い長い年数を継続して、フリップはキングクリムゾンの名前に相応しいバンドと楽曲を作り上げてきた。

そしてライブ活動も南米のアルゼンチンなどにも遠征し絶大な支持を受けた。。

精神世界、「21世紀の精神異常者」、生命、宇宙の起源「太陽と戦慄」、戦争、平和。

普遍的なものを表現する楽曲を提供してくれたキングクリムゾン、

ELPエマーソン.レイク&パーマ, ピンク・フロイド、キング.クリムゾン、イエスプログレッシブロックの4大バンドと言われるが、それぞれが独特の音楽的主張を私たちに届けてくれる。

年末のフレットレスオヤジでした。

皆様、良いお年をお迎えください。

「クリムゾン.キングの宮殿」続編5_3

通勤電車の行き帰りでかなり読み込んで255ページくらいまで進みました。前回投稿してから5日経ちます。

バンドは分裂、再生を繰り返しながらも頂上まで登りつめるが。

ライブでのインプロビゼイション「即興演奏」ではメンバー同士が火花を散らしより音楽的に高度な領域に到達していく。

ヨーロッパ公演、アメリカ公演も成功し、アルバム制作も順調に進む。

しかしロバート.フリップ「ギターでバンドリーダー」の心は神話学にかたむいていく。

音楽家が宗教の学門、神話学?と不思議な気がしますが、フリップの気持ちがそれを望んでいたのです。心が求めるままにそれに従った。

キング.クリムゾンとしてのバンド活動は頂点に達し評価も受けたのにもったいない気もしますが、こればかりは仕方がありません。

バンドメンバーとの蜜な話合いもなしに、

結局、バンドは解散してしまうのです。

後にフリップはそれを後悔している。

解放され身軽になったフリップは神話学に取り組む一方で「エマーソンレイク&パーマ」のライブを見たり、ステージで演奏する立場から鑑賞する側に変わっていく。

またフリーになったフリップはダリル.ホールのプロデュース、ギターでも参加するが発売までの完成度には到達しない。

ダリル.ホールのヴォーカルとフリップのギターワークの相性が悪かったとして、レコード会社からは発売には許可が出なかった。

ダリル.ホールのアーチストのイメージにはマイナスとなるとの判断であった。

果たしてこの先はどうなるのか?気になります。

フレットレスオヤジでした。

追伸、読んでる途中で感じたこと、「キング.クリムゾン」の作り出す音楽はジャンルとしては、ジャズとされてますが、見方によってはジャズとロックの融合ともいえるのではないでしょうか。

本のなかに登場するアーチストは、ジミ.ヘンドリクス、ハービー.ハンコック、フィル.コリンズ、イエス、マハビシュヌ.オーケストラ.,
マイルス.デイビス、トニー.ウィリアムス「ジャズドラマーです」、ピンク・フロイド、プロコル.ハルム「青い影」が大ヒットしました。バッハのG線上のアリアをロックにアレンジした名曲です。