ギターと俺

ベンチャーズとジェフベックが大好きです。

Jaco指板表、10-12-14-19フレで更新


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□今回、写真を追加し、全フレット。
◆9フレットまでは、ベースマガジンに記載のとおりですが、

さらにハイポジションでは、どのようにハーモニックスを出すのか?

探ってみたところ、冒頭の手書き指板表の様になりました。

かなり!根気の必要な作業でしたが、なんとか、探しあてました。。

興味のある方は、活用して下さい。

10フレットまでの手書きの指板表も記載してます。少し見にくいので、さらに、写真を追加しました。

◆10フレットを、確認してください。

◆12フレットをゼロフレットと考えれば、一定の規則性に基づいていることが、分かります。


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Jacoの映画2回目


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◆◆今回の記事は、完全にネタバレの内容です。まだ、映画を見てない方は、本記事を読まない方がよろしいのであります。
楽しみが半減しますので、最初にお断りさせていただきます。



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さて、2回目となるJacoのドキュメンタリー映画を見るために、新宿に向ってます。

電車の中でブログの記事入力。
映画の中で、ジョニー・ミッチェルが話した言葉を思い出しました。

彼女は、自作の曲をジャコとセッションしてレコーディング、アルバムの制作をした。

その時の印象は、「ジャコの生み出すサウンドは、まさしくオリジナルだった。彼自身の。」
と語った。

そう考えると、ハーモニックスそして和音としてのハーモニックス、フレットレスベース独特のアコースティックなサウンド、余韻があるフレーズ、多々気付かされる。

◆弦楽器より吹奏楽器に近い。

◆ジャコはベース弦はロトサウンド製、ベースアンプはアコースティック製。


映画の初めのほうで、ウェザーリポートのベーシスト、アルフォンソ・ジョンソンがグループを離れるくだり。

リーダーのジョー・ザヴィヌルがジャコを連れてきてベースを弾かせているのを扉の外で聞き、

あまりに斬新なサウンドに驚き、アルフォンソ自身その実力を認め、自分は他のグループに移ることを決めた。

◆プロの音楽の世界の厳しさが伝わってきた。

2回目鑑賞にて、

「ブラッド・スウェット&ティアーズ
」の元メンバーからジャコに関わる話があり、

「ただのイカレタ若者だと思っていたら、とんでもなかった。」

「コードを指定したら、それを完璧に弾きこなした。馬鹿にしていたこちらの方が、逆に慌てるハメに!」

さらに「30年前のグルーブを、そのままものにして表現できたんたよ!」
これは、驚くしかないことだった。

◆この才能とサウンドを世の中に出して、人々に聞かせなくては、という使命を感じたという。

ジャコには、その手のエピソードを次から次へと聞かされる。


ジョニーミッチェルのライブステージで、ソロを弾く場面があり、そこそこに短く切り上げると思いきや、延々とアドリブを弾き続けエンディングまでいってしまう。

主役が 3 : 7 ジャコ位の比率で

あれあれ?と言う展開に立場を失った、ボスのジョニーミッチェルは、笑ってたが呆れた様子。

その後、ジャコはジョニーミッチェルにあやまったとのこと。

ジャコの大人らしくない、姿勢と人間性が、感じられます。

ジョニーミッチェルも、個性的なメロディーを作るアーチストだから、それに合わせられるミュージシャンも、当然限定される。

レコーディングに際し、ジャズ界の異端児として変人扱いされていたジャコ、実力の確認もせずオファーをとり呼びよせた。その結果は?

大成功! ジャコにはどんな音楽にも溶け込み、自分の物にする才能があった。

◆実際のスタジオ録音を聞いてみると、ヴォーカル、ギター、ベースのシンプルなアンサンブルだが、歌の旋律とジャコのベースラインは対位法をとりながら、すごく融合し、音楽的に高度なものに達している。

この表現力は!誰にも真似が出来ない。
ジャコのオリジナルといえる。

◆スーパートリオ( セッション )と期待された、トニー・ウィリアムス(ドラム )、ジョン・マクラフリン(ギター )、そして
ジャコ・パストリアスであったが、

◆ライブ前のある時、地元民から音楽に関することで侮辱され、そのいさかいが尾を引き演奏にも影響してしまい、惨憺たるものとなった。

□今まで、存在しなかった音楽のスタイルは、理解されないことも、あると考えられる。

◆大事なステージを、台無しにしてしまったのである。

ここあたりは、プロのミュージシャンとしての、大人らしさ、理性的な面が欠落している。


有名アーチストのインタビューでは、「カルロス・サンタナ 」の言葉が印象に残った。

とにかく、ジャコのベースに「心が奪われ、夢中になったよ!」まさにオリジナル、今まで誰も聞いたことがない音、旋律、リズム感、独特の空気感、どこか懐かしさも醸し出されている。

キューバミュージックのリズムも、ジャズも、ロックも、黒人のブルースも、

ジミ・ヘンドリックス、さらにクラシック音楽からも、影響を受けてきたジャコパストリアスの音楽世界。

今回は長くなりましたが、続きは次回。

◆明日の日曜日は、ハーモニックス指板表を見ながら、フレットレスベース練習。

ドレミファソラシドは、出せるようになりました。なんとか。

◆水曜日はジャコの映画、3回目を妻と2人で行く予定です。

では、この辺で。

ジャコのハーモニックス指板表


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ベースマガジン読んでいたら、なんとベースで演奏可能なハーモニックスの指板表が、公開されてました。

私はこの表は、是非とも有効活用しようと思います。

◆ベースをアンプにつなぎ実際に音を出してみたら、ちゃんとこの表通りに、音程が出せることを確認致しました。

興味のある方は、やってみて下さい。

□少しでも、ジャコに近づける気持ちになります。

では、この辺で。



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Jacoもどき、ベースの写真追加


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ポジションマークは、考えた末に丸くて白いシールを、貼ることにしました。

ボデイーとネックの結合部は、寸法精度が良く、隙間なくキッチリと接合できました。

そのせいか、アンプから出る音は鳴りがとても素晴らしく良く感じます。

ボデイーもネックも国産ですが、クオリティーが高いのです。

では、この辺で。

Jacoに誘われて、久々の自作ベース演奏

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久しぶりなので、チューニングに苦労しましたが、とりあえず朝ドラのテーマ「ヒカリノアトリエ」などを、フレットレスベースで弾いてみました。


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ギターと違って、弦が太くてテンションや弦高も高いので、指使いが変わります。

しかし、チューニングさえしっかり合わせれば、メロディーの演奏もなかなか楽しいものです。

今の所、ベンチャーズからは少し離れています。


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では、この辺で。


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これから、寝ます。

Jaco映画の余韻!




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映画の帰りに、御茶ノ水に寄り、予定どおり楽器店回りを始めました。

5年ぶりとなりますが、2時半くらいの時間帯のせいなのか、交通量も少なく、人の出も少なく感じました。

ストラトジャズベースを主体に見ましたが、特に心が惹きつけられる物件には、出会うことが出来ませんでした。

ジェフベック仕様のストラトもありましたが、なぜか偽物の雰囲気を感じました。

レコード再生のための、ステレオ用のプリメインアンプの中古品を探していたら、山水のブラック外装で20-25年前の製品で42500円、6ヶ月保証付きというを見つけました。

他は、価格が高価で、とても手が出ない物ばかり。

あと、ギターやマンドリンなど、楽器のリペア専門店に入り、テレキャス用のペグを探していると、店の奥のガラスの陳列ケースの中に、マーチンのアコースティックギターが500万円の値札がついてありました。

70年くらい前のもので、フィンガーボードに装飾のインレイが施された、凄いギターでした。

ご主人に「この価格はどこから付くものですか?」
と話しかけると
「価格は買い手が付けるものです。」
と答えてくれた。

私が「楽器は、使っていると痛むものですね。」
と言うと、何も答えず、柔らかく笑って答えてくれた。

私は「お邪魔しました、また寄らせてもらいます。」
と告げ、店を後にした。

帰りの電車の中で、プログに載せるジャコの映画の印象を書き込みしてるうちに、瞬く間に自宅の駅に到着。

まだ、心が燃えているうちに、書き留めないと、少しずつ消えてしまうので。

駅のベンチでブログの記事をまとめ、ブックオフに立ち寄ることにした。

精神分析の書籍のコーナーにいくと、まさに「双極性障害」がタイトルになった外国人著作の本を見つけ、6-8ページほど読み耽った。

あまりに専門的なので、理解することは出来なかったが、精神疾患は遺伝的要素があるとも書いてあった。

さすがに専門書だけあって2千円を超えて、私は手が出せません、立ち読みで済ませました。

その後、CDコーナーに寄り、ジャコとウェザーリポートを探していると、棚の上の方に「8 : 30」エイト・サーティー、ウェザーリポートのライブ盤、2枚組が1500円であるではないか!
前々から、探していたものでした。

◆これは買うしかない!
アナログレコードは持っているが、今は聞けないので、やはり買うことにしました。

このアルバムは、36年前、妻との思い出が詰まったレコードで、ウェザーリポートの日比谷公園のライブも2人で見に行きました。私が28歳の頃。



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◆今月号のベースマガジンはジャコが特集されてます。

◆映画の中でジャコの息子がプロとして、ジャコの使用していたベースを弾いていました、

やはりDNAを感じました、こればかりは血筋ですから。

このことを知り、少しは私の心は穏やかになりました。

では、この辺で。