古い楽器の良さと国産品品質
グレコのテレキャスターcopyモデルは友人から譲り受けたものです。
代わりに私はモズライトのセミアコ、色はワインレッド、45年くらい昔、澁谷道玄坂にあった庶民風のデパート?緑屋で購入したもの。
これを彼に渡しました、つまり楽器の交換です。
私が彼の所有するグレコ製クリーム色、ボロボロ外観テレキャスターに惚れ込んだからでした。
この頃、
「エルビス.オン.ステージ」のドキュメンタリー映画に入れ込んでおり、
エルビスのバックバンドのリードギター、ジェームズバートンが弾いていたのがFenderのテレキャスターだったのでした。
クリアなサウンドが好きでした。
さて、話しは戻りますが、楽器、エレキギター、ベースの材料は木材です。
表面には塗装がなされています。
俗に材料が枯れるという話を聞くことがあります。
バイオリンの材料も木材です。こちらは表面にワニスが塗られているらしい。詳しくはわかりませんが。
200年前に製作された楽器の写真もよく見ます。
私が所有する、フレットレスベースは40年前にボディー以外のネック塗装など自作しました。
グレコのテレキャスターも恐らく40年前くらいの製造と思われます。
グレコはFender Japanの前身だと聞いてました。
きっと、品質クオリティーはそこそこ、高かったのだと思います。
ブランドは日本製ということですね。
ボディー、ネックが古くなると、弦の響きが、独特な雰囲気でで良くなると思います。
これは、弦楽器全般に言えることでしょう。
音の角がとれて
素直なサウンドが響きます。
車の慣らし運転みたいなものでしょうか?
私のストラトキャスターはmade in USAですが、まだ新しい型式なので、ピックアップのパワーはありますが、サウンド面の枯れた感じはありません。
モズライトもネックが細くて弦高も低く、フレットも極端に低いのでfingerピッキングのほうが、しっくりきます。こちらも45年前の製作だと思います。響きは良好。
楽器にはそれぞれに個性があり、魅力がありますが、自分にしっくり馴染むものは、なかなか遭遇出来ないと思ってます。
朝のフレットレスおやじでした。