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ギターと俺

ベンチャーズとジェフベックが大好きです。

ベーシストと「アナログレコードのリアリティ」

しっかり寝て仕事の疲れも抜け、さて週末ブログのテーマを何にしようか考えていたら、ベンチャーズエルビスのライブレコードをダビングしたカセットテープが目に入った。

昨日までは、「オルガン」、「ブラスバンドコルネット 」、「労働歌」 とあちこち飛びまくりでした。

そこで、なぜかキム・ジウン監督の「人類滅亡計画書」というSFのビデオ録画見ながら、記事を書き始めた。
かなりの欲張り、いい加減さだ。

ロボットの頭脳はICチップ1枚により制御されロボット特有のキャラクターもICチップで決まる。
いつしかロボットが人間を超越して、立場が逆転してしまう。
なんか恐ろしいストーリーである。

スマホや携帯もICカード次第であるが。

さて、ベンチャーズエルビスのアナログレコードをカセットテープにダビングしたものをヘッドホンで聞き始めた。

ダビング録音した当時、レコードプレーヤーはテクニクス、カートリッジはオルトフォン製MM型マグネット式(価格15000 ー20000円長兄からの貰いもの)、レコード針(12000円)、プリメインアンプがDENON (中古のタダ),スピーカーはダイヤトーン(30cmウーハーの3ウェイ密閉型55000円x2本を友人から40000円でゲット)と随分オーディオに凝ったものだ。

レコードの音源をプリメインアンプを通してカセットテープにダビングした。

今はMTR(デジタルレコーディングマシンでレコードからCDの変換も簡単に出来る。但しプリメインアンプは必要。)

このカセットテープ聞いてみるとCDに比較して音の立体感がまるで違う。
CDは音が四角くまとまり過ぎている。

レコード再生の音はピックで弦を擦る音まで、再現されている。
観客の息づかいまでが、聞きとれる。

カセットテープでこれだからレコード再生をステレオで聞いたらどんなにリアルなんだろうか?

気が散りますが、
さて、「人類滅亡計画書」のビデオのほうであるが、結局、ロボットはある寺の中で悟りを開き、人間に仏の教えを説教するという。まさにロボットと人間の逆転現象が始まった。
なかなか考えさせられる普遍的なテーマだ。

さてまた、レコードの方に話を戻します。
別に評論を書いてるわけじゃないので感性のままいきます。

レコードの音は、音の奥行、息づかいが感じられる。

パイプライン」のテケテケは、

「クドゥ、クドゥ、クドゥ、クドゥ、クドゥ 」 という、ノーキーの粘っこいモズライト特有のサーフィントーン!

グヤトーンのチューブアンプとモズライトの相性はバッチリだ。

当時、日本メーカーも頑張ってアンプを作っていた。(1966年頃)
フェンダーの本物は恐ろしく価格が高かったはず、円安だったし。
多分360円くらい。

今までディストーション(音の歪みなど割れかかったサウンド)に、粘りが加わったサウンドに魅了されていたのだ。

その粘りが表現されている。

「アパッチ」の演奏でピックで弦を擦る音までリアルに感じる。

では、CDの音は偽者か?という疑問が湧いてくるが、これは音楽を手軽に、インスタントに手に入れる事が出来る点で大変メリットがある。

しかしそれと引き換えに、原音の生々しさは遠のいてしまい、感動もまた浅いものになってしまう。

若かりし頃、夢中になってレコードを買いプレーヤーに載せ針を落とす儀式にも似た手順は、今から思うと贅沢なたしなみに感じる。

20年以上前、私は家でエレキを弾くため、アンプを買いに御茶ノ水の楽器屋に出かけた。

いろいろなアンプを試し弾きで音質をチェックしたが、ここでも真空管式(チューブアンプ)とトランジスタ回路(ソリッドステート)のアンプでも、歴然とした差が現れていた。

チューブアンプは音の輪郭、立体感、温もりなど、あらゆる点でトランジスタ式を上回るものだった。

チューブアンプはやたらと重い、これは電源トランスが大型で、つまり鉄の塊が
アンプ内にデンっと居座っているから。でこれが真空管を電気エネルギーでドライブする。

電力消費も多く、かなりのものだったと思う。

得られた結果は満足出来るもの、特に演奏者にとっては。

さてまた、「人類滅亡計画書」 の方は、悟りを開いたロボットRU4は、人間に危害を加えるという理由でメーカー責任者から抹殺されそうだ。

しかし、その部下から武器で攻撃される前に、その場にいる皆を諭す行動に出る。

ロボットRU4は、人間界の混乱を避けるために、この世界から去ることを皆に宣言する。

「人間たちよ、何をそんなに恐れているのか?あなたたちは生まれながらに悟りを持って生まれてきているのだ。
ただ、それを忘れているだけである。」

と告げる。
そして、自ら進んでロボットの機能停止をさせて、涅槃に向かうというエンディング。

何度見ても、飽きない映画だ。
人間、宗教、悟り、そしてロボット。
さすがは、韓国のキム・ジウン監督である。

人間がアナログ、ロボットはある面でデジタルと言えるかもしれない。

融通が効くかどうかという点でも。

気軽にCDをブックオフで購入し、ウォークマンで聞く。
そんな生活に慣れてしまい、本来の音からは離れたものに慣れ過ぎていたことを、改めて考えさせられた。

昔買ったアナログレコードも、結構な枚数は持っているので、いつか中古のプリメインアンプを手に入れてまた聞いてみたいと思います。

では、この辺で。
あちこち話が飛んで読みにくかったとしたら、済まないと思います。
お許しください。