ジェフベックの理想と現実
これから書くことは、私の勝手な解釈による、ジェフベックファンとしての一意見として、お受け取りください。
間違った捉え方をしているかもしれません。
ファンとしてのキャリアも浅い私が知らないことも沢山あると思いますし、誤解している事なんかも多々あると思います。
ジェフベックもレッドツェッペリンの実力そして人気は彼自身、認めていたと思います。
ボーカルのパワーと表現力、歌唱法の
独創性、オーディエンスの目と心を捉えて放さない、魔力のようなカリスマ性。
ギターサウンドの凄まじいばかりの破壊力、紡ぎだされるクサビのようなハイスピードのアドリブのフレーズ。
宇宙を感じさせるエフェクトされたライブ空間を飛び交うサウンドの数々。
リズムセクションのドラムとベースは、ずっしりと重く、リードギターの生み出す激しい流れに、飲み込まれることなく、しっかりとボトムをささえている。
レッドツェッペリンはある意味で、バンドとしての、理想的な形が完成されていた。
前にも書きましたが、バンドメンバーの個々の実力が非常にバランスよく、まとまっていたのではないかと思います。
柔軟性についても、CSNYのようなスタイルにも対応できてしまう。
ベルギーライブやドイツライブのように、ポップな表現力もある。
職人的なギタリストである、ジェフベックが羨ましく思ったとしても、それは
不思議なことではないと思います。
ジェフベックも自分の理想と考える、音楽をめざして、ロッド・スチュワートとロン・ウッドのボーカル&ベースを呼んで本物のブルーズの楽曲を作るために、
バンドを結成しレコーディングした。
それが名盤truthにつながるわけです。
この続きは、後日。