ウッドべースの魅力
実際には弾いたこともなく、所有したこともありませんが、1960年代のアメリカやイギリス、フランスから日本に入ってくるポピュラー音楽にはウッドべースが使われてました。
子供心に、この低音の不思議なサウンドはなんなのか?
コントラバスはclassicオーケストラで使用されて、バイオリンの外観でそれが大きくなった楽器であることは知ってました。
とにかく大きかった。ネック部の
指盤にはフレットがなくて、よくもまあ音程が計れるものだと感心してました。
しかしべースから発せられる音は大変魅力的に感じたものでした、
ポプュラー音楽では、ドラムのワイヤブラシのサウンドとウッドべースのブン~*!ブン~!の混じり加減、コンビネーションが
良かったように思います。
フランク・シナトラ、ポール・アンカ、ブレンダ.リー,コニー.フランシス、ナットキング.コール
楽団では、パーシーフェイス、
フランシス.レイ
「タンゴで」リカルド.サントス、アルフレッド.ハウゼ
などは、ウッドべース
タンゴではバンドネオンがキラキラした音色でメロディーを奏でてました。
大ヒット「恋は水色」「白い恋人たち」のポール・モーリアは、フェンダーかリッケンバッカーのエレキべースでした。
ウッドべースはサウンドが渋いですが、エレキべースは音自体が弾んで音像もはっきりしてリズミックで輝いてます。
しかし、ウッドべースの魅力は、くぐもった?低音だけでなく、弾けるサウンドと
ジャズでは弾いたあとの弦のビリつき音がまた、かっこいいのです。
まだまだ、ありますがこの辺で。
疲れを通り越した、朝のフレットレスオヤジでした。