ギターと俺

ベンチャーズとジェフベックが大好きです。

「ハッピーエンド」日本のプログレッシブロックの始まり。

今回のブログは長くなりました。
書きはじめたら、いろいろな思いがつのりました。

プログレッシブ.ロック」四天王からは人間の苦悩と宇宙、「あいみょん」からは青春、

グラミー賞ノミネート」、「カントリー.ミュージックの魅力」、「ROLLY」のエピソード、かなりその時の気分にまかせて書いてきました。

エレキバンド「ブルージーンズ」のリーダー「寺内たけし」も電気屋さんの息子だったような記憶があります。

モズライトを愛用し、エレキギターの名人というか職人です。
ベンチャーズとの共演もあったみたいです。

彼はクラシックをエレキバンド風にアレンジしたベートーベンの「運命」、津軽民謡「津軽じょんがら節」、作曲アルバート.ケテルビーペルシャの市場にて」など取り上げてます。


さて、日本のプログレッシブロックのスタート地点は? と考えると、

グループサウンズ時代「タイガース」沢田研二、「テンプターズショーケン、「ブルーコメッツ」、「フォーク.クルセイダーズ」、「スパイダーズ」堺正章、井上順、かまやつひろし 、など浮かびます。

私の印象では結構バンド自体が無理していたような、演奏技術が追い付いてないバンドもあったと思います。

グループサウンズに関しては、
西洋の真似だけしても、土台となる音楽の歴史と、教会での讚美歌やゴスペルなど、

あと、カントリーミュージックやブルースなんかも。

生活に根付いた環境から生まれる音楽性には、かなわないと思いました。

音感やリズム感、ハーモニー、メロディーのセンス、歌唱力も

あと日本では「ゴールデン.カップス」は忘れてはいけません。なぜか「アニマルズ」も一緒に浮かんできますが。

ゴールデンカップス」ですが、
彼らはバンドのレベルと曲風が日本のバンドのなかでも別格でした。

横浜出身で、横須賀米軍基地の影響が多分に感じられます。

アメリカの臭いがプンプンしました。

「長い髪の少女」は歌謡曲路線ですが、彼らの本質は違うもので、ブルースやロックにあるのでしょう。

あと「Charチャー」竹中尚人「たけなかひさと」、ギターリスト&ボーカルのロックンローラーです。Fenderのmustangを使ってました。

大阪のライブハウス「チキン.ジョージ」でライブ見たことがありました。30数年前でした。

ベースとドラムとの3人バンド、メンバー全員がコーラスやっていたような?
ハモリが完璧でした。

それはそれは素晴らしくてうまさは日本人離れしてました。

ベースはルイズ.ルイス加部で元ゴーデルンカップスのメンバーでした。

ネットで検索したら、ドラムはジョニーでバンド名は「ジョニー、ルイス&チャー」でした。

ライブはノリノリでスタンディング状態、私は缶ビールの空き缶ふたつで、パーカッションやりながら鑑賞しました。

大阪の人はノリが違いますよ、東京の人とは

私が知らなかった音楽分野では、「ハッピーエンド」というグループが日本には存在していました。

楽曲として「風にまかせて」、その流れではジャックスの「からっぽの世界」が非常に衝撃的で虚無感をおぼえました。

三上寛「みかみかん」によるアンダーグラウンドな歌、特に歌詞の伝染性が強力ですね。
男性が聞いても、心に何か羞恥心が残ります。
当時は、中津川のライブ会場では女性の敵だったとか?


ここいら辺からが、日本のプログレッシブ.ロックの歴史なのではないでしょうか。

岡林信康とハッピーエンドが中津川フォークジャンボリー
で共演した「私たちが望むものは」は、40年前の日本が難しい状況だったこと、

楽曲の歌詞は政治色が強くて当時の日本の国の不安定さが想像できます。

バックバンドの演奏は
かなりの力があり、レベルも高いと思います。

ベース、リードギターリズムギター、ドラムも、全員が。

何よりアドリブの要素が入ってましたベースもドラムも。特にリードギターではアドリブの応酬でした。

ここでは歌謡曲とは違う世界が展開されていました。

世の中に対しての不満、政治に対しての批判が込められていました。

果たして現代は歴史的に見てどんな時代なのでしょうか。

さて、2018年グラミー賞は、黒人を中心としたヒップホップ系が新たに進出、当然でしょうね。

「ブルーノ.マーズ」が支持されたのは、楽曲の素晴らしさとリズム感、ダンス、グループの一体感、あと歌唱力も。

私の感じ方では、どこか、「マイケル.ジャクソン」と重なるものがあるのですが。

選考の結果は順当なところでしょうか。

現政権を批判する政治的な発言もあったとか、やはりアメリカらしいです。

では、この辺で。

フレットレスオヤジでした。