「スティーリー.ダン」アルバムAja(エイジャ)を聞いて。
久しぶりにスティーリー.ダン聞きました。
アナログレコードの時代、35年ほど前に夢中になって聞いたものでした。
ドナルド.フェイゲン(ボーカル&ピアノそしてソングライト)とウォルター.ベッカー[2017年に亡くなった](ギター&ベース)との二人の音楽プロジェクトを「スティーリー.ダン」と呼びます。
その他のパートはすべてスタジオミュージシャンで、彼らとのセッションで構成された、当時としては珍しいレコード制作のスタイルでした。
このアルバムはスティーリー.ダンの持つ音楽の様々なスタイルを聞くことが出来ます。
私の受けた印象はラテンのリズムが強調されていたような、何かそんな臭いを音楽から感じたことです。
コーラスの味付け、ハーモニーの響きがスティーリー.ダンの特徴かもしれません。
1度聞くとそのハーモニーの響きは忘れることは出来ません。それほど個性的なのです。
オーディオにこだわっていた私は、スピーカーボックスの下にコンクリートブロック置いてより良いサウンドを追及してました。レコードプレーヤーではレコード針のカートリッジにこだわったり。
お金も無い独り暮らしなのにです!
この頃は千葉県の2DKのアパートにいました。冬が超寒かった記憶があります。
Ajaのアルバムの話てすが、ドラムのスティーブ.ガッド,ベースのチャック.レイニー,他にもドラム、ベースのプレイヤーは何人か参加してます。
ギターがラリー・カールトン&リー.リトナー&ウォルター.ベッカー、テナーサックスも名前は忘れましたが凄腕のプレーヤーでした。
さらにホーンセクションもアレンジに加わるのです。
オープニングのブラック.カウでは女性のコーラスも参加していたような?どの曲だかは後ほど確認します。
そうそうたるスタジオ.ミュージシャンによる楽曲は完璧で素晴らしく響き渡るのです!
とりあえず、入りの4曲から
ブラック.カウ、Aja, ディーコン.ブルース , ペグ を聞いてみて感じたことは、ボーカルのドナルド、.フェイゲン個性的な何とも言えない空気感、ドラムとベースのコンビネーション、抜群のホーンアレンジ、リードギターのアドリブの的確さ!特にペグにて!
このギターアドリブをセレクトするにあたり、DVDのアルバムメイキング映像で、ミキシング作業時24チャンネルのコンソールを前にして思案している二人の男。
あれも没、これも没、そしてとうとう理想的なギターアドリブを掴みとった。
何人のギタープレイヤーに演奏させたことなんだろう、二人の男の求める音楽的なレべルはあくまで、納得できるまでの果てしないこだわりの精神で結ばれていた。
私はペグという楽曲に特別なものを感じます。
ロック、ジャズ、フュージョン、クラシック、ラテン、シャンソン、ポップスの要素が混ざり会った音楽空間が、独自の世界が展開されていく!
新年早々に音楽で気分が高揚してます。
フレットレスオヤジでした。