「クリムゾン.キングの宮殿」続編4
174ページまで行き帰りで読み進めた。
ベーシストをオーディションで決めたいのだが、なかなかバンドの目指す方向に合う人材を見つけることができない。
結局、オーディション受けた誰かが置いていったベースを触っていた、ベース経験のない人物がリーダーのフリップの目に止まった。
3週間くらいの時間をかけてベースのいろはを教育していく。
ベースとはバンドの中でどうあるべきかを1から教え込む。
その新人ベーシストはバンドのメンバーとして上達していく。
本を読んでいてここいら辺から俄然、面白くなりさらに読み進めました。
フリップは写真を見るとアレンビックのギターを弾いていた人物みたいです。
バンドのテンションも徐々に上がっていきレコーディングを行うまでになった。
何か映画や小説のストーリーのようですが真実の話なのです。
私自身、オーディションを経てサンタナ.コピーバンドに加入した経験があります。
時代と場所そしてレベルも違うと思いますが、親近感が湧いてきました。
「キング.クリムゾン」のアルバムはそこそこの売上を達成するが、回を追う毎に売上は下降していく。
フリップのバンド運営方法、考え方、彼自身の人間性、音楽的な考え方の違いが原因でバンドは解散の危機に直面していく。
フリップの判断でバンドに関わってきた作詞を担当していた人物を辞めさせてしまう。
詞の内容とその表現がバンドの目指すイメージとは違うというのがその理由。
脱退させられた作詞家はまた他のグループと活動することになる。
波乱万丈の展開です。今回はここまで。
フレットレスオヤジでした。