ギターと俺

ベンチャーズとジェフベックが大好きです。

ウェザーリポート、ジャコパス、76ジャズ喫茶の 時代

本日も図書館で1時間ジャズの本読みながらYoutube聞いて寛ぎ、帰宅して自作の「煮込みうどん」で暖まり「ジャズ喫茶リアル.ヒストリー」後藤雅洋氏著作の続きを読んでリラックスした日曜日の時間を贅沢に過ごしてました。

現在、おそらく存在してない?「ジャズ喫茶」という店が都会には、しっかりとファンに支持されてあったのでした。

40年くらい昔の話です。ジャズは取っつきにくい、難しい、聞いても何がいいのか分からない。

こんなところが一般人の感覚だったと思います。私自身40年前はサンタナの南米のジャズっぽいロックやシカゴ、BST,ブラッド.スウェット&ティヤーズ、ビージーズ、エルトン.ジョン,レオン・ラッセルを聞きつつ、そしてベンチャーズ、これはかなり古いです、今から52年も昔の日本エレキブームの火付け役でした、例のテケテケやるエレキバンドで、その曲のコピーに夢中だった中学時代、私の神様的存在。サーフィン.サウンドとも言われてビーチ・ボーイズと共に日本の夏の風物詩?季節を感じる音楽でした。

ジャズの話にいきますが、そういえば東急東横線田園調布駅田園コロシアムというスタジアムがあって、ライブ.アンダー.ザ.スカイというジャズの野外コンサートが行われてました。

閑静な住宅街の環境で駅から5分くらいのところで、今考えるとよく騒音公害、クレームにならなかったものだとおもいますが。

ジャズギターのラリー.コリエルも出演したことがありました。

ショーケンがボーカルをやっていた日本のGS合同ロックバンド?「PIG」がバンド名だったと思いますが、日本語にすると豚ですから、かなり自虐的なネーミングですね。スパイダースとテンプターズ合体みたいなものか。

さて、ジャズの話に戻ります、今読んでいる本の中で、ジャズの歴史や分類がなされてますが、スィングジャズ、ハードバップフュージョン(クロスオーバー)というジャンル分けやスタイルの違いの名称が出てきます、それらの意味を理解しないといけないです。

スイングジャズはオーソドックスなリズムのジャズのスタイル。
フュージョンはリズムとメロディにおいて古いものと新しいものがミックスされ、音楽的に重なってブレンドされたジャズ。

ハードバップの前にはビバップがあるのですが、ビバップは一人が主役、ハードバップは皆が主役ということになります。これは私にも分かってなかったので調べました。

ハードだから音楽的にリズムやサウンド面が激しいのかと思ってましたが、アドリブの持ち回りみたいな感覚でしょうかね。

私がチャーリー・パーカーやジャコ.パストリアスで注目した「ドナリー」は主役一人でアドリブラインを生み出してますが、楽曲のアレンジによってトランペット、サックス、スティールドラムなどが順繰りにアドリブを展開していきます。

ブラスバンドのベース的役割のチューバがアドリブやるアレンジもあり、ジャコのビッグ・バンドでは実際にやってました。

メロディー楽器であるば何でも良しのようです。ドラムやパーカッションも主役になりますよ。

ウェザーリポートはジャズとして認められてました。フュージョンとはされてません。

最先端の電気楽器、シンセサイザーやエレキピアノ、キーボードそしてジャコのフレットレスのエレキベース、。

音楽的方向がジャズの定義から外れていない、私は彼らのサウンドは未来志向であり、また懐かしさも感じさせる、クラシック音楽の匂いを感じとることができます。

ベースにあるものは、やはりノスタルジックで宇宙や自然を感じさせる楽曲の旋律、その組み立て、即興性、楽曲の持つ緊張感。

ジャズの常識を越えたもので、その音楽的な価値、重要性が認められたと思います。

もちろん、ジャコのずば抜けたテクニックも。

追記

タバハラスのギター聞きながら作業していました。
本は3分の2くらいよみおわり、ジャズ喫茶店主がスィングジャーナルに記事を書いていたのは興味深いです。マスコミや評論家とは違ってリスナーよりの意見が言えるから一目置かれていたようです。

ジャズ喫茶の歴史とフュージョン、クロスオーバー、ロックへの流れそしてジャズ喫茶経営者がライブハウスにも発展していくことや、豪華なオーディオ装置、例えばマッキントッシュのアンプやアルテックの大型スピーカー「当時は劇場用に使用された」など、オーナー同士が競いあってたなど、そういえばピットインや渋谷BYGがなつかしいな!