ジミヘンの海賊盤'67ストックホルム再聴、震災原発事故から6年。そしてキングクリムゾンRED
一週間の仕事が終わり、妻を迎えに行く車の中で、先日入手したスタジオ録音盤
Axis Bold as Love の10曲目まで聞き、ベーシストのノエル・レディングが歌うShe's So Fineで一区切り。
ジミヘンのリードギターからの入り、さらにベースのフレーズが強調されてドラム、ノエルの透明感あるヴォーカルが歌い上げる。
歌詞の一部、
「彼女は時計台の時計を巻いて歩く、
髪は甲板にとまるツグミのように輝く、
首から伸びた枝が俺を襲う、
彼女は素晴らしい、
すごく 美しい ! とても とても 」
夢の中の情景か、幻想的な歌詞を作る人です、ノエルは。
このアルバムを聞いた感想、やはり音質の点で問題があります。
ギターの音など鮮明さに欠けます。バランスも悪いです。
これは海賊盤なので仕方のないことなのですが、これは正式な音源ではなく、ただライブの雰囲気を味わえるという事で納得するのが、落としどころなのでしょう。
入りのビートルズのカバー曲
「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band」
は、イントロのギターのフレーズはジミヘンのギターのうまさを感じます。
「2018年1月にビートルズのSgt.のアルバムを入手」かなり聴き込んでます。
ビートルズのオリジナルを深く真剣に聞き込んだ訳では有りませんが、イントロの広がりのあるギターワークが素晴らしく、それに続くジミヘンの渋く抑えハスキーなヴォーカルが、いい味を出してます。
02 Fire , 03 The Wind Cries Mary ,
04 Foxy Lady , 05 Hey Joe
5曲目の ヘイ・ジョーは、ウィリアム・ロバーツのカバー曲ですが、ジミヘンのヒット曲となりました。
この歌は、「拳銃で浮気をした妻を撃ってしまうジョーの話。」
話は変わりますが、フレットレスベースです。
ジャコ・パストリアスの「ドナリー」
のコピーは、なんとか進めてます。
ペースは、かなりゆっくりですが、
天才ジャコのフレーズがそう簡単に、弾けるとは考えてませんが、仕事の行き帰りの電車の中で、譜面のコピー4ページ分まで、イヤホーンで原曲を聞きながら譜面との読み合わせ、続けています。
テンポ自体が凄く早いので、また譜面読みも私自身、それほど得意な訳ではなく、
1小節ずつ2拍の指差し動作で、追跡してなんとかイメージを掴むことを続けています。
メロディーをハミング出来るまで、聞き込まないといけないですね。
毎日少しずつでも続けていると、コンディションが良い時は、音程も指の運びもスムーズにいき、嬉しくなることがあります。
やはり続ける事が大切ですね。
◆昨日は2011-3-11東日本大震災から、まる6年が経過した日でした。
J_WAVEのジャム・ザ・ワールドで、福島の原発事故のセシュウムによる子供達の甲状腺ガン検査について、地元自治体の終了宣言などの対応のしかた、現状と、
旧ソ連で発生したチェルノブイリ原発事故による甲状腺ガンの検査が、いまも継続されている事が、比較対照されていることが紹介され、私はそれに注目したところでした。
放射能被害は、生物や動物に奇形の発症につながること。
現在、長野県やかなり遠方でも、放射線の数値が上がっている。
発症迄の期間は15-20年がかかる事もある。
ということは、6年たったから、甲状腺ガン検査はやめても良いことにはなりません。
◆日本の福島と旧ソ連、ロシアの取り組みの違いに愕然としました。科学知識は精密な地道な観察から始まるものです。
地元の椎茸などに含まれる、セシュウムの数値が6年経って、上昇している。
枯葉に含まれたセシュウムが地中に降りて、それが植物や食物に吸い上げられる。
山菜も除染出来ない土壌からの植物なので、安心して我々の口には入れられない。
私は福島県からは、かなり遠方に住む者なので普段の生活からは放射能の心配は、ここ5-6年ほとんどしないで、暮らしてきました。
しかし、放射能被害はは元の状態に戻るまでには、100年の年月を必要とする、気が遠くなるリハビリテーションなのです。
福島を中心にして、かなりの広範囲に降り注がれたわけですから。
原発再稼働が、あちらこちらで始まってますが、経済、物流、財政、食の安全、国民の健康、普通の生活など、いろいろ考えされられた1日でした。
◆ロックの乗りと、2011 _3 _11東日本震災被害の再認識が並んだブログになりました。
では、この辺で。