Jacoとジョニ・ミッチェルの共演
「ミンガス」のアルバムジャケット
1週間の仕事も終わり、ジャコのフレットレスベースの演奏が関わった曲、通勤の行き帰りで集中して聞きました。
ビッグバンド「ワードオブマウス」でのJacoのベースサウンドと生み出されるベースライン、そのフレーズに着目してます。
チキン「The Chicken」では、バンドのリズムをグイグイ引っ張り、楽曲の乗りや、グルーブ感をJaco流で作り上げてます。
「THREE Views of a Secret」では、ライブバージョンとスタジオバージョンで違いはあるものの、ホーンセクションのアレンジが秘密めいた不思議な雰囲気を作り、
特にスタジオバージョンのトゥーツ・シールマンスの演奏するハーモニカが
メロディーとアドリブで絶妙な仕上がりを見せ、私の魂と心は唸ってしまいます。
ジョニ・ミッチェルとのアルバム「ミンガス」で聞かせるJacoのフレットレスベースのサウンドと彼がプロデュースした楽曲の不思議な世界はミステリアスそのもの!
「ゴッド マスト ビー ア ブギーマン」は、コーラスも入り、ユーモラスで楽しく聞けます。
Jacoのベースもジョニ.ミッチェルのボーカルと絶妙に絡み、遊び心もあるフレーズを演奏する。
楽曲をリードしながらの流れの作り方は、さすがジャコならではの独自の世界を感じます。
ジャコが25歳でジョニが33歳くらいの時期の録音ですが、ジャズとか何とかの、ジャンル分けなど出来ない個性的な楽曲です。
次に「シャドーズ & ライト」は、大変聴きごたえのある、バリエーションも豊かな全曲演奏時間1時間25分もある大作です。
どんな曲目が収録されているかはリストを載せておきます。参考にしてYoutubeで試聴してみてください。