ベンチャーズ・ライブサウンドとオリンピック・メダルラッシュ!
37.7℃という、過酷な暑さの夏、オリジナル曲への歌入れやまとめも、ままならない日々を過ごしてます。
リオ五輪の金メダルも現在6個と、順調で楽しませてもらってます。
私事では、音楽に浸れるのは、やはり秋9月の中旬くらいからでしょうか。
寝る前に、ベンチャーズのライブ盤をヘッドホンで聞きながら、が習慣になっている夏ですが、
1970夏7月、兄と一緒に行ったベンチャーズライブ、新宿の厚生年金ホールの公演がなんとLPレコード2枚組みで、発売された。
こんなこと滅多にないことですが、録音状態が悪く、演奏のクオリティーも満足していなかったので、引越しする際に捨ててしまった。
少し悔やまれますが、モノの価値が分からなかった若さの過ちと思います。
時間が経過して、重要性が分かるものですね。
ベンチャーズ・イン・ジャパンは、録音が良くていまだに手元にあり、1枚目は摩耗したので、2枚目を買い手元にあります。
このLPは50万枚のセールスを記録した。まさに日本全国にベンチャーズブームを巻き起こした、火種となる音源です。
公演会場の熱気が聞く者に、伝わってきます。
エレキギターにエファクターも付けないで、アンプだけで表現されるエレキサウンド!
ノーキー・エドワーズが持つモズライト、スリートーンサンバーストのセットネックのモズライトはカッコ良かった!
ドン・ウィルソンの持つチェリーレッドのモズライトもオシャレでなかなかイカシテいた。
ボブ・ボーグルの持つサンバーストのベースが放つ意外とソフトなサウンドは、気に入ってます。
他のライブでは、音が割れたり、歪んだりなのに、インジャパンだけは綺麗なサウンドです。アンプはグヤトーンとの紹介がありました。
ドラムのサウンドも、ハイファイ的に言ってもクオリティーが高い録音で、リアル感が、迫ってきました。
モズライトはハイパワーのハムバッキングピックアップの、ボリュームを上げるだけで簡単に歪んだサウンドが出せる。
シャドウズとは、対照的でベンチャーズはアメリカ大陸的、シャドウズは伝統を重んじるイギリス的な、格調ある素晴らしくクリアなサウンド。
どちらも、個性があるものですが、夏、エレキサウンド、強いビートとなるとブーストされたサウンドのベンチャーズが日本では受け入れられました。
◆アストロノーツというエレキバンドの「太陽の彼方に!」の曲もありましたが、一発で終わったような。
モズライトは、歪みのある、さらに高音域の伸びのあるサウンドは、安物のギターでは再現出来るものではなく、中学生時代の私は憧れたものでした。
モズライトは販売価格28万円、大卒の給与が8万円の時代の話です。
クラシック好きな5歳上の長兄からは、ベンチャーズのエレキギターの音は神経に触る!とクレームを言われたものでした。
確かに、クラシックなら2時間聞き続けても神経に触ることはないけれど、ベンチャーズライブ盤のサウンドは2時間聞き続けると、かなり消耗するのではないでしょうか。
しかし、好きになったものは仕方がありません。
レコードを聞き込んで、楽曲のコピー作業にエネルギーをつぎ込んだのでした。
お陰様で、相対音感だけは鍛えられたように思います。
私は、ギターの早弾きは得意な訳でなく、やはりベースに適性があったように感じてます。
バンドのボトムと言えば救いが有りますが、音楽は、メロディーの歌唱力と和音のバック伴奏、ベースとドラムのボトムとリズムセクションで成り立ってます。
いきなりですが、松崎しげるが東京ユニオンのビックバンドで歌うライブ盤を聞いて、歌ものの素晴らしさを感じたこともありました。
松崎しげるの声のパンチと音域の広さ、なかなか聞き惚れました。
アバのライブ映画も新橋の映画館に行き、2回ほど見ました。
海外スウェーデンのサウンドは新鮮に耳から入ってきました。
バンドのアレンジの面白さや素晴らしさ、難しさも、感じたり憧れたりの25-26才の頃、
◆オリジナルのメロディーがたまに、心に浮かんで来たことが、始まりだったと思います。
歌詞だけだと形になりにくいが、曲を付けることによって歌になり、伴奏コードやベースラインも決まり、ひとつのまとまった記録、ある時期の自分の日記として保存できる。
そんな風に、考えるようになりました。
思いつくまま、書かせてもらいました。
では、この辺で。