ギターと俺

ベンチャーズとジェフベックが大好きです。

サポートメンバーのベーシスト

15年くらい前、P県の自動車メーカーの社員で構成された、ベンチャーズバンドに急遽ベーシストとして参加したことがあった。

正メンバーは怪我をしてしまい、計画されていた大学学園祭のライブに穴が空いてしまうという、

緊急事態というのが理由で、要請された49歳のわたしは、ワクワクした気持ちで承諾した。

演奏すべき曲には「キャラバン」があり、これはレベルが高いバンドだなと1週間掛けて練習し、なんとかベースラインを習得した。

15年前には私は、バンドには所属せず自作曲に取り組んでいた頃で、少し気分転換を欲していた時期なので、

ベンチャーズナンバーをおさらいしながら、コピー作業に没頭することが出来た。すごく楽しかった。

10番街の殺人、さすらいのギター、イエロージャケット、夢のカリフォルニア、急がば廻れ(ウオーク.ドント.ラン )、ブルドック、秘密諜報員などなど

私は、懐かしいベンチャーズナンバーを思い出しつつ練習し出張ライブに備えた。

私にとっては、この出張演奏と言う初めての経験であったが、自動車メーカーのバンド関係スタッフが8ミリビデオでライブの模様を撮影してくれていた。

15年という、時間を経てこのライブビデオを見直してみると、オヤジバンドの中に紅一点、女性のキーボード奏者がおり、その音楽センス抜群なのには驚かされた。

リズム感も良いし、キーボードを叩く指の切れ味、指さばきも文句なし。

使用されていたのは、ヤマハシンセサイザーDX7」、なかなかのものでアンプはミュージックマン、高そうなやつだった。

多分、平均年齢は50歳前後、この女性がそれを一人で引き下げていた。

彼女はピアノの先生をしているということで、やはりグループの中では演奏力は郡を抜いていました。

さてこの続きはまた次回ということに、させていただきます。