ケルト(アイルランドの歴史)の神話物語
10日以上空いてのブログ更新です。
先週11日の金曜日も極寒、今日の14日の月曜日も極寒で、ほとんどの時間は図書館にいました。
アバ関連は、まだ終わってないのに、たまたま図書館に行き、小説家:乃南アサの本を探していました。
単行本で、「いつか陽のあたる場所で」という本を見つけ読破。ハートウォーミングの結末で、ホットさせられました。
刑務所帰りの女ふたりの感動的な物語りです。
機会があったら読んでみてください。
2カ月以上、ロックやポップスの音楽回帰の内容で続けてきましたが、ここいら辺で少し気持ちと目先を変えた記事を書いていきます。
さて、前々からジェフ・ベックの楽曲の流れでケルト(ブリテン諸島のアイルランド、スコットランド、ウェールズ、コーンウォールなどの地域 )の文化に興味というか関心があり、最近はそちらの方向に気持ちが傾いていきました。
なんで、いきなり前触れ無しに音楽といってもロック主体でしたが、ミュージックから神話なの?と思うかもしれませんが、わたし自身がもともと倫理社会とか哲学とかに、関心があるほうだったので、ホームポジションにまた戻っただけなのです。
ケルト、アイルランドの文化は文字がない文化、言葉により情景描写され、聞いて話を記憶する。
人に伝えるためには、物語りとしての組み立て、それを人にしっかり伝える、それらの作業で人間の脳が活用される、ということになります。
ちょっと、堅苦しい、かなりマニアックな空気が漂ってきてますが、お許しください。
現代社会では、スマートフォンやパソコン、タブレットで情報のキャッチや投稿そして相互の送受信が、当たり前の事。
当然、文字情報や音声によったり、画像によったりの情報のやりとり。
いきなりですが、話が変わります。数百年前のヨーロッパのある地域にに点在していたケルト系の民族には、文字が存在しなかった。
他民族には文字が存在し、それによってお互いのコミュニケーションがなされていた。
では、どうやって情報のやり取りをするのかというと、言葉によりそれを行う。
それには、記憶という作業が必要で、聞いた情報は頭の中で処理をして、整理して、組み立ててという工程を必要とする。
聞いた話を、物語り風に組み立てるという作業になります。
ここでやっとアイルランドの神話につながりました。
文字を使ったやり取りに比べて、人間の脳を活用しなければならない。
この時代遅れと、捉えがちなやり方がケルト系の民族においておこなわれていた。
「アナログレコードのリアリティ」のところで取り上げたと思います。
キム・ジウン監督の「人類滅亡計画書ーロボット」でも課題になっていたが、情報ツールの発達は人間の脳を退化させる。
未来志向の映画なので、あらゆる場面にロボットが進出しているという設定の中でのこと。
映画の中で言っていた言葉は、
「今や、人間に残された機能は単純な演算能力のみである。」
ほとんどの、会計処理など煩わしい仕事はロボットが代わりに仕事をする。
記憶力や思考力が減退していくというストーリー。
もどりますが、ケルト系の民族が文字文化を持たない。
これを含む彼らの文化が、後々素晴らしいことに繋がり、他国を助け新しい文化を築くことになる。
これが、ひとつの歴史を作る、きっかけになっていく、というお話しです。
久々なので、読みにくかったかもしれませんね。
では、この続きは次回に。