ベーシストのオーディション3
その後の続きです。
タイトルはシリアルナンバーの数字が
分かり易いので、今後はそうさせていただきます。
結局、サンタナとベンチャーズのミックスバンドという異色のコピーバンドで活動がスタートします。
リーダーのTくんはボーカルもなかなかのもので、サンタナのプラックマジックウーマンも形になりつつありました。
ボーカルとリードギターの両方やっちゃうなんて、なんて格好いいんだろう。
この曲も前半部の歌ありと後半部のジプシークイーンの2部構成は、哀愁のヨーロッパとの構成と共通してました。
後半のテンポアップした曲のリズムはベースパートのフレーズはシンプルでしたが、ベース弦を右手人差し指と中指での2本でしっかりひねりをきかして弾くのは思ったより難しい事でした。
ドラムのリズムキープ、ベースのリズムキープも難しく、少し遅めのテンポでなんとか誤魔化して演奏してました。
キーボード担当は、一応いたことはいたのですが、練習への出席率が悪くて、ライブ直前に集中してリハーサルのような
感じでした。女子大の人でした。
サイドギター担当も同じくで、彼はギターの経験が1番浅かったのです。バンド以外にラグビー部にも所属していたので多忙でした。
サンタナのナンバーは哀愁のヨーロッパとブラックマジックウーマンの2曲のみ。
後はベンチャーズナンバーでなんとかしのぐしかありません。
なんでかというと、ソニービルダンスパーティー(銀座)への出演が予定されていたからです。
私たちが何とか演奏出来るベンチャーズナンバーは8曲。テルスター(オルガン付き)、ダイヤモンドヘッド、十番街の殺人、サーフライダー、朝日のあたる家、クルーエルシー、パイプライン、アパッチ。
ベンチャーズナンバーは楽譜もかなり手に入りましたから、キーボードの演奏者は助かりました。
でも人前で演奏するんですから練習は最低限はやっておかないとヤバイです。
さて、本番の初ライブが、どんなことになったのかは次回のお楽しみです。
ではこの辺で。