ベーシストのオーディション1
自分がサンタナ・コピーバンドのベーシストになるについては、正式なオーディションを受け、それに合格してなったことを、当時の(約40年前 )記憶を辿り書かせていただきます。
オーディション当日、ある□□□B/kの女の子( 八丈島の旅行帰りに知り合った )を連れていったこと。なんと、大胆な行動だったことか。
オーディション前にリーダーでリードギターのTくんから、レコードからコピーしたサンタナのカセットテープを渡されてベースパートをコピーしてくるように頼まれた。
というか指示された。エレキベースも貸してくれた。これはTくん所有のベースだ。さすがにバンドのリーダーだ。
オーディション当日までは約1週間。
ラジカセ、ヘッドホン、 アンプなしのベースでのコピー作業を必死に頑張った。あとガットキターも音確認に必要であった。
曲名は~~哀愁のヨーロッパ ~~ 。
じつは、オーディション当日までに、なんとかコピーはしたのだが、サンタナのベースの音が大変クリアなので、なんと1オクターブ高い音程でコピーしていたのだった。
当日、渋谷のどこかの貸スタジオで、かなり広いところでした。
ドラム、ベースアンプ、ギターアンプなどがセッティングされていた。
ドラムの人は大学生のジャズバンドのドラマーで、ほかにはギャラリーも数人いたようでした。
リードギターはTくん、ベースは私で、オーディションが始まりました。
そう~そう、私はガールフレンド2名( 23歳と 22歳)も連れてきてました。
もともと、中学生のベンチャーズバンドの時だって、曲コピーは得意だったから、サンタナの~哀愁のヨーロッパ~のベースラインは意外と簡単にコピーできた。
私の耳も、低音のベース音にはなれていた。自信満々でオーディションに臨み、力いっぱい弾きまくりました。
オーディションの途中でTくんは [ Hさん(私のこと ) ベースのkeyが1オクターブ高いんじゃないですか? ]
とクレームというか、注意された。
でも~まあ、いいか。~って感じで軽く流してくれた。他にも2曲くらい軽く音合わせ程度に合わせました。
さて、オーディションの結果は~~??
オクターブのミスはありましたが、オーディションには、無事合格してサンタナバンドでの音楽活動がはじまりました。
この続きは、また次回に。